平城遷都1300年祭の公式マスコット「せんとくん」が来年以降も奈良県に“就職”し、観光キャラクターとして残留することが22日、決まった。来年1月4日に辞令交付される。 2年前のデビュー当初、「気持ち悪い」と苦情が殺到したせんとくんだが、次第になじまれ「キモカワイイ」と好感度がアップ。平城宮跡(奈良市)に連日登場して1300年祭を盛り上げた功績もあり、祭りだけの公式マスコットから、「就活」に成功した。 今後は県観光振興課に配属され、県内外のイベントに出演。企業のポスターなどにも条件付きで無償使用が許可される。 荒井正吾知事は会見で「(せんとくんは)これから全国各地への出張も多くなりそうだ」と、早くも次の活躍に期待した。 【関連記事】 ゆるキャラ乱立?…大河ドラマ目前“公認”綱引き再燃 大穴は801ちゃん?! ゆるキャラ人気番付をズバリ予想 「せんとくんの恋人」蓮花ちゃん、M−1