鹿島建設の自律運転重機による「現場の工場化」を支えるネットワークとは?:羽ばたけ!ネットワークエンジニア(76) 秋田県東成瀬村で建設が進む成瀬ダムでは、ダンプトラックやブルドーザーなど10数台の無人重機が自律的に稼働して建設工事に従事している。それを支えるネットワークはどんなものだろうか。 連載:羽ばたけ!ネットワークエンジニア 2024年2月27日の朝、いつものように在宅仕事の前のコーヒーを飲みながら何げなくテレビを見ていると、ダムの工事現場で無人の重機が縦横に行き来して堤体(ダムの本体)の打設工事をしている様子が映し出された。そのよどみないスピーディーな動きに驚かされた。 無線ネットワークで監視、制御されているに違いないが、どんなネットワークが使われているのだろう、ローカル5Gでも使っているのだろうかと強い興味が湧いた。その日のうちに鹿島建設広報室に電話をかけて取材をお願いし、202
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