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ブックマーク / yamdas.hatenablog.com (9)

  • 邦訳の刊行が期待される洋書を紹介しまくることにする(2024年版) - YAMDAS現更新履歴

    さて、私的ゴールデンウィーク恒例企画である「邦訳の刊行が期待される洋書を紹介しまくることにする」の季節である(過去回は「洋書紹介特集」カテゴリから辿れます)。 以前から書いているが、このブログは一度の更新で5つのエントリを公開するのを通例としており、そうするとそのうちひとつくらいは洋書を紹介するエントリを紛れ込ませることができる。そのおかげで、この一年ブログで紹介してきた洋書をまとめるだけで、今回も全38冊(ワオ!)の洋書を紹介できるわけだ。 ご存じの通りの円安の進行のせいで、これから翻訳書の刊行にブレーキがかかるのかもしれない。それは大きな損失だと思う。また先日ある場所で、日のネットユーザがますます海外の情報に目を向けなくなったという話が出たのだが、翻訳書が減少したら、その傾向にも拍車がかかるかもしれない。面白そうな洋書を知ったら取り上げることで、その傾向に抗いたいのである。 まぁ、こ

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    nabeatsu1 2024/04/30
  • グリーンソフトウェアとは何ぞや? - YAMDAS現更新履歴

    オライリー家から Building Green Software なるの刊行が予告されている。 Building Green Software: A Sustainable Approach to Software Development and Operations 作者:Currie, Anne,Hsu, Sarah,Bergman, SaraOreilly & Associates IncAmazon 恥ずかしながら、「グリーンソフトウェア」という言葉自体知らなかった。 調べてみると、Green Software Foundation なる団体があり、そのサイトによると、グリーンソフトウェアとは温室効果ガスの排出を削減するソフトウェアのことらしい。 詳しくは、このサイトの「グリーンソフトウェアとは」を見ていただくとして、この日語訳を手がけているのは NTT データの方だが、NT

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    nabeatsu1 2024/01/21
  • Apache Log4jの脆弱性とともに浮かび上がったオープンソースのメンテナの責任範囲の問題 - YAMDAS現更新履歴

    www.jpcert.or.jp piyolog.hatenadiary.jp 先週は Apache Log4j の脆弱性問題が大きな話題となった……と過去形で書いてはいけないのかもしれない。危機はまだ続いている。 今回、脆弱性の破壊力のヤバさとともにクローズアップされたのは、今日、多くのビジネスの生命線となっているオープンソースソフトウェアのメンテナンスが、無報酬であり感謝されない仕事になっており、「オープンソースは壊れている」んじゃないの? という問題である。 20年以上みんなずっと同じ話してるなと思ってしまうが、オープンソースが壊れている、壊れていないの話がやたらに流れている。この文脈ならフリーソフトウェアの時代からずっと壊れてるんだよ。それでも動いているのは自由だからだよ。— Shuji Sado (佐渡 秀治) (@shujisado) December 14, 2021 dev

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    nabeatsu1 2021/12/23
  • 使用料無料で何千もの曲を公開し続ける知られざる音楽家ケヴィン・マクロード - YAMDAS現更新履歴

    皆さん、ケヴィン・マクロード(Kevin MacLeod)という音楽家をご存知だろうか? 恥ずかしながらワタシは知らなかった。そのケヴィン・マクロードのドキュメンタリー映画 Royalty Free: The Music of Kevin MacLeod が作られている。 このトレーラーの冒頭、ケヴィン・マクロードは「インターネットの聖マーティン」と称えられている。彼は何者なのか? このドキュメンタリー映画の宣伝文句は、「一人の音楽家、何千もの曲、何百万もの動画、そして何十億もの閲覧数についてのドキュメンタリー」である。それだけケヴィン・マクロードは多産な音楽家であり、その音楽は広く利用されている。 しかし、彼の名前を知る人は少ない。なぜか? 映画のタイトルの通り、彼の音楽は「著作権使用料無料」であり、彼は自分が作った音楽から巨万の富を得たわけではないからだ。 ウェブ黎明期の1996年、作

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    nabeatsu1 2021/12/14
  • 「新たなウィキリークス」としてのデータリークサイトDDoSecrets - YAMDAS現更新履歴

    newrepublic.com DDoSecrets の略称で知られる Distributed Denial of Secrets 自体について取り上げる記事は初めて読んだかも。 記事タイトルが「新たなウィキリークス」で、サブタイトルが「透明性の共同体 DDoSecrets はいかにしてジュリアン・アサンジを凌駕したか」なのに明らかだが、DDoSecrets は WikiLeaks の後継と見られているわけですね。 実際 DDoSecrets は、Wikileaks がジュリアン・アサンジのエゴ(と彼のトラブル)のために残念な感じになり、データ公開を実質止めた2018年12月に、それと入れ替わるように立ち上がり、以降透明性の追求を担ってきた。 japan.zdnet.com ワタシが DDoSecrets の名前を意識したのは、アメリカの警察や法執行機関の270GBもの機密文書が大量に漏洩

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    nabeatsu1 2021/09/01
  • オープンソースの終焉? ではなく次代の(技術、ガバナンス)モデルに移るべきという話 - YAMDAS現更新履歴

    techcrunch.com 「オープンソースの終焉?」という不穏なタイトルを掲げている文章だが、TechCrunch Japan ではなぜか翻訳されていないようだ。 このエントリは、今年の春にミネソタ大の研究者が研究のためとして Linux カーネルに意図的に脆弱性コードをコミットしようとし、Linux コミュニティが出禁措置を言い渡したのを受けてミネソタ大学がおわびの公開書簡を発表するにいたった Hypocrite Commits(偽善者のコミット)騒動の話から始まる。 この問題はオープンソースのエコシステムとそのユーザを脅かすもので、このエコシステムはいわゆる FOSS があらゆる人間の事業にますます重要になっているという問題と格闘してきた――と続くのだが、うーん、あの騒動はパッチ主の態度にかなり問題があったと思うのよね。 ともかく Mirantis の CTO でもある Shaun

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    nabeatsu1 2021/07/26
  • コーディングの自動化とプログラミングの未来について - YAMDAS現更新履歴

    yamdas.hatenablog.com 今月のはじめに書いたポエムだが、割と反響もあり、多くの人に読まれたエントリになったようでありがたいことである。 www.oreilly.com ワタシがエントリを書いた数日後に、ずっとこの話題に関して注目してきたマイク・ルキダス(オライリーメディアのコンテンツ戦略担当副社長)が、未来のプログラマにクリエイティブな仕事は残されているだろうか、というワタシの問題意識に偶然にも答える文章を書いている。この話題のフォローアップの意味で、今回はこのエントリの内容を紹介したい。 まず取り上げられているのは、マイクロソフトの Build カンファレンスで CTO のケヴィン・スコットが語った、GitHub の何千ものプロジェクトのコードを学習した AI が実際にプログラムを作成する実験プロジェクトの話である。この AI は、コメント内容から関数体のコードを生

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    nabeatsu1 2020/07/24
  • 次世代のプログラミングツール、未来のプログラミング言語の方向性について - YAMDAS現更新履歴

    Quara における「コンピュータプログラミングにおける最後のブレイクスルーってなんでしょう?」という質問に対するアラン・ケイの回答に触発された文章である(アラン・ケイって Quara で精力的に回答してんだね)。 アラン・ケイは上記の質問に対して、プログラミングツールの現状について嘆いている。他分野の工学分野、例えばコンピュータを使ったデザインやシミュレーションやテストであったり製造業であれば、それ用のモダンなツールがあるのに、プログラミングは1970年代から大きく進化していない。我々プログラマは他人のために素晴らしいツールを作ってきたが、自分たちのためのツールはそうでない。屋の子供のに穴が空いてるようなものだ、というわけだ。 この文章の著者であるマイク・ルキダス(O'Reilly Mediaのコンテンツ戦略担当副社長)は、ケイの回答に完全に同意はしてないようだが、我々は未だ「パンチ

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    nabeatsu1 2019/05/21
  • ジョセフ・リーグルの新刊『Hacking Life』はメタライフハック本か - YAMDAS現更新履歴

    3年前に「仄暗いウェブの底から」という文章で書いたが、ワタシがジョセフ・リーグル(Joseph Reagle)という人を知ったのは、Good Faith Collaboration という Wikipedia についてのを書いていたからだが、二作目はウェブのコメント欄を研究対象とするヘンなで、この人面白いなと思ったものだが、その彼の三作目が来月出るのを知った。 Hacking Life: Systematized Living and Its Discontents (Strong Ideas) 作者: Joseph M. Reagle Jr.出版社/メーカー: The MIT Press発売日: 2019/04/16メディア: ハードカバーこの商品を含むブログを見る Hacking Life って、要はライフハック? えーっ、今さらだよね。それだったら彼が近年研究対象としているギー

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    nabeatsu1 2019/03/18
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