松本孝行さんがブログで 「60日で取れるとっておきのお得な資格 (洋泉社BIZ)」 の書評を出しておられる。 本を読んでいないので詳しくは知らないが、要約すると 「資格を取ることで直ちに職を得られるものと言うのは 少ないですが、その資格を取得するためにがんばったと 言うプロセスは後々の人生においても、非常に役立つ」 ということが主張されているらしい。 別にこの意見を否定するつもりはない。 しかし、日本人には 「資格取得は効率の悪い差別化である」 という視点が余りにも欠落しているように思う。 資格は誰でも公平に受験することが出来るため、 情報で優位を築けない人が差別化のために 仕方なく用いる手段だ。 人が頑張るのはあくまで、 良い仕事に就くとか、お金を稼ぐとか、良い業績をあげるとか、 何らかの目的のためであって 頑張ることが目標の人は単なるマゾだ。 同様にして「頑張って目標を達成するプロセス
800ページで世界史を概観できる名著。 「シヴィライゼーション」という文明のシミュレーションゲームがある。暇つぶしのつもりで始めたのに、暇じゃない時間まで潰されてしまう危険なゲームだ。マクニール「世界史」もそう。それからどうなる?なんでそうなる?に次々と答えてくれる本書は中毒性が高く、読むシヴィライゼーションといってもいい。 ゲームのように面白がれないが、ゲームのように熱中して、マクニール「世界史」の最新完訳版を読む。世界で40年以上にわたって読み続けられており、blog/twitter/tumblr でスゴいスゴいと噂には聞いていたが、たしかに素晴らしい。何が良いかっていうと、「眠くならない歴史」であるところ。 話は少しさかのぼる。流行に乗っかって教科書開いたはいいが、あれだね、睡眠導入剤として最適だね、山川世界史。パブロフのなんちゃらのように、開いた途端、急速に眠くなる。「メソポタミア
「よくテレビや映画では巨大隕石が衝突して爆風と津波が・・」という映像描写がCGなどでなされることがある。あの手の描写は様々な監修が入っているが、もちろんそのままでは絵にならないので、ある程度のテレビ向けのデフォルメが入っている。 そのひとつには明るさの調節がある。より写実的な映像をつくるなら衝突は真っ白な閃光につつまれて何も見えない。何故かというと、天体衝突はメチャクチャ明るいのだ。塵のように小さな流れ星でさえ、100km離れた地上の人間にはっきりと認識できるほどの光を放つ。 流星が切り裂く大気のトンネルは幅数ミリメートル! 〜すばるによる画像から初の測定に成功 隕石落下の目撃談では「太陽より明るい閃光が突然あらわれ・・・」という証言がよく見られるように、それほど大きくない隕石ですらその閃光は太陽を凌駕する。 そして巨大な小惑星や彗星が大気圏突入時に放つ閃光は核のそれより何桁も明るい。衝突
ロマサガバトル風「津軽海峡冬景色」 [音楽・サウンド] あくまでロマサガ「風」です。イトケン曲らしさってどうやったらでるんでしょうね。追記:タイトル...
白亜紀末にあたる約6550万年前の恐竜の絶滅の原因はやはり小惑星の衝突だった――。千葉工業大惑星探査研究センターの松井孝典所長(惑星科学)らが参加する国際チームがそう結論づけた。松井所長は「天体衝突の環境への影響がはっきりした」と話している。5日付の米科学誌サイエンスに発表する。 天体衝突説は、ノーベル物理学賞受賞者のルイス・アルバレス氏らが1980年に提唱。91年にメキシコのユカタン半島で衝突跡とみられる「チチュルブ・クレーター」(推定直径180キロ以上)が確認された。だが、大規模な火山活動などが原因とする異論もあり、決着はついていなかった。 今回、地質学や古生物学、地球物理学など世界12カ国41人の研究者が約半年間かけ、さまざまな論文を精査した。 その結果、世界約350地点の白亜紀と古第三紀(〜2300万年前)の境目にあたる地層に、小惑星がもたらしたとみられる希少な金属イリジウム
「なんて速い猫なの!」これはすごいと称賛されていた1枚の写真 猫は小動物を狩るハンターなので、かなりの速さでダッシュします。 だから元々速いわけなのですが、「これは速すぎる」と称賛されていた猫がいました。 どんなことになっているのか、その写真をご覧ください。 すごい猛ダッシュ…。 実際にどれだけ速度が出ているかは分からなくても、前脚と後脚が交差する柔軟性、そしてゴムマリのような宙に浮くほどの走りは美しいの一言。 まるでディズニーアニメのような、しなやかな躍動感を感じます。 盛り上がっていた海外サイトのコメントも一部抜粋してご紹介します。 ・スーパー・キャット ・きっと小さなダースベイダーが、ライトセーバーを振り上げながらネコに乗ってたら、もっとカッコいいと思うんだ…。ん?待てよ。 ・きっとそのネコが本当は笑う犬で、クマとライオンがその犬に乗っていたら、もっといいと思うんだ…。 ・きっとそこ
伝統的な納豆の製法については、知っている人も多いだろう。ゆでた大豆を稲のワラで包み、発酵させて作るのだ。 いわゆる「わらづと納豆」というやつだ。 でもこの間、ふと考えついた。 あれ、稲じゃなくてそのへんの枯れ草でも作れるんじゃないか。そう思ったのには科学的根拠がある。 僕の話を聞いてくれ。 (加藤まさゆき) 「納豆菌」は日本限定の呼び名 納豆菌、という名前は日本でしか使われていないという話をご存知だろうか。 納豆菌は生物学的には、枯草菌(こそうきん)という細菌のごくマイナーな変種にすぎない。どちらも学名で表すとバチルス・サブチリスとなり、同じ種に含まれる。海外に行ったらどちらもそうとしか呼ばれない。 例えて言うなら、「天皇」も「皇帝」も、「エンペラー」と訳されるようなものだろうか。 さてその枯草菌だが、どこに生息しているのかというと、その名前の通り、枯れ草に生息しているのである。もちろん稲
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