おーつき🌲 @tall_zelkova 何で大学院に「研究するつもりで進学したわけじゃない」っていう子がいるんだろう…. QT: @thekoike: 本来,大学院は研究者を志望する者が来るべきところ.しかるに研究者の資質のある人間は今の定員より遥かに少ない.個人的には20年前も今もその数はあまり変わらない印象.
おーつき🌲 @tall_zelkova 何で大学院に「研究するつもりで進学したわけじゃない」っていう子がいるんだろう…. QT: @thekoike: 本来,大学院は研究者を志望する者が来るべきところ.しかるに研究者の資質のある人間は今の定員より遥かに少ない.個人的には20年前も今もその数はあまり変わらない印象.
iPS細胞を心不全の患者さんに臨床応用したという森口尚史氏の嘘の業績を読売新聞が大々的に報道したことは記憶に新しいですが、それに関して世界有数の科学ジャーナルである「ネイチャー」が痛烈に批判している記事をつい先日発表しました。 基本的に私は英語論文などを日本語訳するのがとても嫌いなのですが、それをもってしてもこの記事はぜひ広く読まれるべきだと思ったので簡単ではありますが日本語に直してみました。元記事はこちら。 お粗末な報道:嘘が大きくなってしまった責任の大部分は日本の報道機関にある 恥ずかしいことに山中伸弥教授のノーベル賞受賞という偉業が森口尚史氏の口からでまかせで汚されることになってしまった。山中教授が確立したiPS細胞関連技術を使用して心不全の患者の治療にあたったという話をでっちあげたのだ。 ジャーナリズムの質が低いことによりこの話があんなにも広く報じられてしまった。これはことさら科学
●iPS心筋移植、ハーバード大で…初の臨床応用 【ニューヨーク=柳沢亨之】あらゆる種類の細胞に変化できるiPS細胞(新型万能細胞)から作製した心筋細胞を使い、世界で初めて臨床応用した米ハーバード大学の森口尚史客員講師(48)は10日、この画期的な治療法を学会発表するため訪れたニューヨーク市内で本紙のインタビューに応じた。 ・ ・ ・ ・ ・ この治療に関係する研究費用は約1億5000万円。起業投資家から集めた。森口氏は、「日本では税金が使われるから、成果を上げなければならないが、こちらでは投資家がリスクをとってくれる」「日本では、いろいろな規制があって実施できなかっただろう」と、新しい医療技術に対する日米の制度の違いを指摘。研究者側についても、「日本にも優秀でやる気のある人はいるが、結集しにくい。懸命に働き、本気で声を上げなければいけない」と述べた。 続きを読む
1989年、僕がちょうど院生になる頃に、遺伝子改変マウス(ノックアウトマウス)というのが出てきたんですね。実に画期的な発明で、開発者は2007年にノーベル医学生理学賞を受賞しています。そしてこのマウスを利根川進先生が脳科学に持ち込み、初めてその論文が出てきたのが1992年のことでした。 そんな技術があるんだ、と思いました。心の性質や性格、知能といったものがどう遺伝するかというのは心理学の歴史でも大きなトピックであったわけです。それまで一卵性双生児の研究などから親から遺伝するということはわかっていたけれども、具体的にどういうタンパク質をコードするどの遺伝子がどのように脳で働いて、心の性質に影響を与えているのかを調べる方法はありませんでした。 ターゲットの動物を選ぶのって、まさに出会いみたいなものなんです。新しい遺伝子改変マウスは、この心理学の大問題を、直接調べることができる方法でした。そこで
Home Series Beyond Glycogenes 硫酸化糖脂質の生物機能 Apr. 30, 2003 硫酸化糖脂質の生物機能(2003 Vol.07, A3) 本家 孝一 はじめに −生命活動の階層化とグライコミクス− 硫酸化糖脂質とその生合成 ミエリン機能に必須なスルファチド 精子形成に必須なセミノリピド おわりに 氏名:本家 孝一 1983年に、北海道大学医学部を卒業して医師免許を取得。1984年から北海道大学医学部附属癌研究施設の牧田章教授の研究室で研究を開始して以来、ずっと糖脂質の代謝と機能に関する研究を続けている。1994年医学博士を取得。1995年から1999年まで大阪府立母子保健総合医療センター研究所の主任研究員を務めた。1999年から大阪大学大学院医学系研究科生化学・分子生物学講座の助教授を務めている。主要な業績は、硫酸化糖脂質を生合成する硫酸転移酵素の分離精製、
はてな匿名ダイアリーで以下のようなエントリーを見ると、自分の研究室でうつ病になった子を思い出して心配になる。 自殺すると研究室にお金が入る仕組みってないのかなぁ 気持ちの整理になるかもしれないので書いてみる 私は、卒業研究や修士研究で得た経験が今後の人生においていくばくかの役に立つと信じているので、卒業研究や修士研究を真剣にかつ楽しく行って欲しいと思っている。でも、一方で、卒業研究や修士研究は長い人生において、何回か登場するちょっとした進級試験でしかないことも理解している。だから、はっきりいって卒業研究や修士研究で自分の心や体を壊すなんていうのはあまりにももったいないと思う。 博士研究は別として、卒業研究と修士研究は成果ではなく努力を評価の対象としている。「でも、中間試問や最終試問とかでは成果について問いただすじゃないか?」という疑問もあろうかと思うけれども、それは、努力の度合いを成果を用
1 名前: 名無しさん@涙目です。(dion軍) 投稿日:2011/09/19(月) 15:39:41.90 ID:VW5Op+wh0 [½] 仮想空間「セカンドライフ(Second Life)」やオンラインゲーム「ダンジョンズ&ドラゴンズ(Dungeons and Dragons)」の領土を越えてオンラインゲーマーたちが手柄を立てた――科学者たちを10年もの間悩ませてきたヒト免疫不全ウイルス(HIV)様ウイルスの酵素の構造を解析したのだ。 18日の「Nature Structural & Molecular Biology」は、ゲーム愛好者たちの名前を研究者たちとともに論文の共同執筆者として掲載するという科学専門誌としては異例の対応で、その功績をたたえた。ゲーム愛好者らが長いあいだ未解決だった科学的問題を解決した初めての事例とみられる。 ■アミノ酸の束を立体化するゲーム「Foldi
Rは統計解析を行うことができる強力なツールです。計算上の信頼性はとても高く、世界中の分析者が日々分析用パッケージを公開しております。近年では行政機関で使われているという事例もちらほら聞きます。 ・姫路市役所での事例 これまでSASは使ってきたけどRは全く使ったことがない!JAVAとかC++とかガリガリ書けるけどRはよく分からない!という方々がすんなりRの世界に入れるよう、資料の探し場所や導入部分をまとめておきます。 ※まだ不完全ですが情報を入手し次第アップデートしていきます。 1. 資料を探す場所 CRAN R本体、パッケージ、PDF資料などの置き場 Task Viewに分野ごとのまとめ Searchでパッケージや資料の検索 CRANの読み方は「しーらん」派と「くらん」派でわかれる(どっちでもいいw) Rjpwiki 日本語で書かれている、これまでのRに関する資料の集大成 データの加工技、
Since 2004/11/01, For all beginners who want to use Image J ! ImageJについて JAVAベースで作られたオープンソースのフリーソフトウェアです。Windows, OSX, LinuxなどJavaが動作するOSならどれでも使用可です。 ダウンロードは”ImageJ Webサイト:http://rsb.info.nih.gov/ij/index.html”のdownloadから行ってください。 現在の最新バージョンはVersion 1.53r(21 Apri 2022公開)です。web上で動くバージョンも登場し、ますますパワーアップしてますね!使う人もパワーアップして下さい。 私は学生時代に英語の勉強を兼ねてImageJのドキュメンテーションを日本語訳しました。量が量なので誤訳の訂正など不十分ですが,これから勉強していく方々の手
大学院を中退して数年、初めてまともな文章の形にして、生命科学の現状を書こうと思う。大御所が見た「現状」ではなくて、知識も経験もろくにない学生の意見なので、細かい突っ込みはご勘弁。簡単な経歴には触れざるを得ないと思うので、匿名日記だけども別に身元がバレても構わない気持ちで書く。長くなるから、適当に読み飛ばしてくれて結構。 関西のまあ誰でも知ってる進学校出身。男子校。何を思ったのか、生命科学に強い興味を持ち(そのころの時代の雰囲気も影響していたと思う。ちょうどゲノムが全部読まれたころ)、まあ実家からそこそこ近かったこともあって、京大理学部に進学。授業は正直言って、まったく面白くなかった。系統だった講義があるわけでもないし、生命科学的な考え方を叩き込まれるわけでもなく、雑多な知識を積み込まれるだけという感じ。今考えてみると、恐ろしいことに大学院に8割以上が進学する割りに、周りに統計を勉強している
日本の生命科学が駄目な理由を書いていこうと思う。 たとえ死んだとしても生命科学の研究者を志してはいけない http://b.hatena.ne.jp/entry/anond.hatelabo.jp/20090222224732 の方も書かれているように、日本の生命科学の学生やポスドクがおかれた環境は悲惨な状況にある。 問題点の一つ目は労働力確保目的のポスドクと院進学である。この分野では、ピペット土方とよばれる単純作業を繰り返すことが必要不可欠であり、教授は学生を労働力確保の手段として、修士や博士に進ませることが一般的なのだ。 その過程では、 「製薬研究職に行きたいなら博士まで進まないとね。」 「博士に進み、生命科学の研究者を目指すことこそ醍醐味。」 のような宣伝が学生に対して刷り込まれる。 もちろん研究職である大学教授にとってはそれは本音である場合も多いのだろう。しかし、実際にはテクニシャ
bk1、amazon.co.jpのアフィリエイトプログラムに参加しているので、【bk1】【amazon.co.jp】のリンクをたどれば、書誌情報が見られるとともに、オンラインで購入ができます。 「英語論文を書くための本」に含まれる内容は大きく4つに分けられると思います。 A: 各セクションにどのようなことを書くか B: 英語論文特有の語法 C: 英語論文を書く際の決まり文句 D: 英語論文の投稿の仕方 です。 「アクセプトされる英語医学論文を書こう!」 著者: ネル・L.ケネディ著、菱田 治子訳、本体価格: ¥3,000、出版:メジカルビュー社、ISBN:4-89553-969-5、発行年月:2001.8 【bk1】【amazon.co.jp】 「どこに何を書くか?」について、論文の各項目で書くべき項目とそれを書くときに注意する点がそれぞれ書かれています。また、各セクションで頻用されるフレ
化学者のつぶやき 化学英語論文/レポート執筆に役立つPCツール・決定版 2010/2/9 化学者のつぶやき, 化学英語・日常英語, 書籍・ソフト・Web Web, データベース, 英語, 論文執筆 投稿者: cosine 化学の世界に限らず研究者たるもの、英語での論文執筆は必須のスキルです。 しかし、英語の苦手な日本人研究者にとっては、現実的に大変ストレスフルな作業の一つでもあります。とりわけ英語論文を書き慣れていない学生・院生・若手研究者なんかだと、一つの論文を書き上げるだけで、実に大変な思いをするものです。 もちろん筆者自身も全く例外ではなく、何とかして負担を軽減したいと考えてきました。ネット上のツールをいろいろ漁ってみると、やはり世界広しで、便利なものを無料公開してくれている、親切なサービスを諸々発見することができました。 今回の記事では、とりわけ化学者向けの、「英語論文執筆の負担を
何かインプットしたら、アウトプットすること。 アウトプットを予定して、思い描いて、インプットは行うこと。 メモでも日記でもブログでもレジュメでもレポートでも論文でも著作でも隣の人に話すのでもいいから、吐き出すこと。 ちんぷんかんぷんでも本の内容をレジュメにまとめ、お馬鹿同士トンデモな議論をやり、なんとか書き上げた論文モドキを投稿して無理解極まる査読者とやり取りすること。 でないと、アタマの中にも、手の中にも、何も残っていないことに気付くことになる。 「ああ、そんな本(あるいは、そんな話)、前に読んだな(聞いたな)」でおしまいになるだろう。 アウトプットは、できればインプットと同じ水準のものがいい。 たとえば論文を読むなら、論文を書くつもりで読むこと。 そうなると内容を得るだけでは済まなくなる。 ・どういった構成で書かれているか? ・どんな決まり文句や、つなぎの言葉が使われているか? ・主張
ポイント 成体の脳で『神経新生』を引き起こす過程で中心となる遺伝子と、その活性化の機構を明らかにしました。 タンパク質の情報を担う翻訳領域だけではなく、ゲノムの大半を占める非翻訳領域にも重要な役割がある可能性を明らかにしました。 個人の状態によっても左右される神経新生現象が、どのような分子メカニズムで生み出されるのか、その解明への糸口をつきとめました。 概要 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】浅島 誠フェローと器官発生工学研究ラボ【研究ラボ長 浅島 誠】桑原知子研究員らは、米国 ソーク研究所 Fred H. Gage 教授らと共同で、「成体の神経新生」が起きる仕組みを解明し、中心となる遺伝子とその活性化の道筋をつきとめました。さらに、タンパク質の遺伝情報を保持している翻訳領域の遺伝子だけではなく、ゲノムの大半を占める非翻訳領域にも重要な役割がある可能性を明らかにしました
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