ウィキリークスが暴露した米外交文書の概要は以下の通り。 ●米政府が、国連幹部らのクレジットカード番号や通信システムのパスワード、潘基文事務総長の国連事務局への影響力などの調査を指示 ●米国と韓国の高官が北朝鮮の内部崩壊に備え、南北朝鮮の統一の見通しを議論 ●サウジアラビア国王が米国に対し、核開発計画をやめさせるためにイラン攻撃を何度も強く促す ●中国政府の工作員らが2002年以降、米政府や企業、グーグルなどのコンピューターをハッキング ●09年4月末に麻生太郎首相(当時)が訪中した際、胡錦濤国家主席ら中国首脳の印象を語った内容 ●東京の米国大使館発の公電は06年以降の5697件。うち3810件が「非機密扱い」だが、機密文書も含む ●海外指導者への評価など ・ベルルスコーニ伊首相:軽率でうぬぼれが強く無能 ・メルケル独首相:リスクを避け、めったに創造性を発揮しない ・カルザイ・アフガニスタン