安倍晋三首相(自民党総裁)は党三役の人事で、幹事長に二階俊博総務会長、総務会長に細田博之幹事長代行、政調会長に茂木敏充選対委員長を充てることを決めた。高村正彦副総裁は留任させる。
安倍晋三首相(自民党総裁)は党三役の人事で、幹事長に二階俊博総務会長、総務会長に細田博之幹事長代行、政調会長に茂木敏充選対委員長を充てることを決めた。高村正彦副総裁は留任させる。
自民党は31日投開票の東京都知事選で、推薦した増田寛也元総務相が小池百合子元防衛相に及ばず、保守分裂選挙で手痛い敗北を喫した。増田氏擁立を主導した党都連の石原伸晃会長らの責任が問われるのは必至だ。党に反旗を翻す形で出馬した小池氏の処分も検討するが、小池氏率いる都の新体制との関係構築を重視して寛容な対応を求める声もあり、難しい判断を迫られそうだ。 石原氏は31日夜、増田氏の事務所で支持者らに「完敗だった。力不足で申し訳ない」と陳謝したが、自らの進退には言及しなかった。同党の茂木敏充選対委員長は「都民の審判を謙虚に受け止めたい。新知事には、都政の混乱を一日も早く収拾し、課題の解決に力を尽くしていただきたい」とのコメントを発表した。 自民、公明両党は増田氏をそろって推薦し、徹底した組織選挙を展開。自民党都連は、親族を含め小池氏を支援した場合は除名などの処分対象にするとの文書を出し、締め付けを
東京都知事選での初当選から一夜明け、応援のメッセージが張られた選挙事務所で、記者の質問に答える小池百合子氏=1日午前、東京都豊島区 7月31日に投開票された東京都知事選で初当選した元防衛相の小池百合子氏(64)は一夜明けた1日朝、豊島区の事務所で記者会見し、選挙中に繰り返していた都議会自民党への批判は控え、「都民の利益のためには接点がある」とし、協力を求めていく姿勢を強調した。 小池氏は白のジャケット姿で、声はかすれ少し疲れた様子。選挙戦では都議会最大会派の自民党や党都連を「一部の人だけで意思決定している」などと指摘していたが、この日は「議会も都民が選んだ代表だ。課題が山積しており、都政が停滞しない工夫を共にしないといけない」と述べた。
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