マラソンランナー 日本デビュー当時のアグネス・チャンさん(事務所提供)【時事通信社】 歌手・タレントでエッセイスト、日本ユニセフ協会大使、がんの早期検診などを呼び掛ける「ほほえみ大使」―。多彩な肩書は幅広い活躍ぶりと、起伏に富んだ人生を物語る。1970年代、「香港から来た妖精」と呼ばれてブレークしたアグネス・チャンさんにとって、2012年は日本デビュー40周年という節目の年。時事ドットコムとのインタビューで、歌うこと、ボランティア活動、そして日本への思いなどを語ってもらった。 ※ ※ ※ ※ インタビュー冒頭で40周年の感想を尋ねると、「自分でもびっくりしています」との反応だった。 だって、40年も歌い続けられると思わなかったから。デビューした頃、自分のことを短距離ランナーだと受け止めていたけれど、マラソンランナーになりましたね(笑)。今まで歌手としてCDをコンスタントに