耐熱性に優れた超軽量発泡金属材料を開発 | プレスリリース | NEDO
NEDOの産業技術研究助成事業（若手研究グラント）の一環として、名古屋大学の小橋 眞准教授は、アルミニウムとチタンを合成する際の高い反応熱で同時に発泡を自己伝播させる革新的な方法を用いて、これまでにない耐熱性に優れた発泡金属材料（注1）の開発に成功しました。燃焼合成反応（注2）による高い発熱を利用するこの発泡金属製造方法は、従来の製造プロセスに必要な発泡のための加熱エネルギーを1/10以下に削減できるので、製造プロセスにかかるコストを約半分にできます。 さらに、発泡が自己伝播するため、長尺部材、大型部材、さらには複雑な中空部材への発泡金属の充填も可能になりました。 今回開発された発泡金属材料は、耐熱性に優れているため、高温環境で使用できる、機械装置・ロボット、輸送用機器、建築用部材等における超軽量構造用部材としての展開が期待できます。 同時に、従来の発泡金属材料の特徴である、高剛性、衝撃エ
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Kanetake & Kobashi Lab.
