事件で殺害された被害者は、男性A(当時41歳)と妻B(当時38歳)、次女C(当時17歳:静岡英和女学院2年生)[24]、長男D(当時14歳:市立袖師中学校3年生[注 4])の一家4人である[26]。 事件現場は、静岡県清水市横砂651番地の1[1](現在の静岡市清水区横砂東町[2]:位置座標)に所在していた被害者A一家の住宅である[1]。この住宅は木造平屋建132 m2の住宅で[24]、は旧東海道に面しており[27][2]、東海道本線の線路に面した住宅の1軒西隣に建っていた[注 1][24]。同宅に併設されていた土蔵は2023年3月時点でも事件当時のまま残っており[33]、その外壁には焦げ跡の黒い煤が残されている[2]。 事件現場の家は事件後に建て替えられ[注 5][27][2]、事件に巻き込まれずに生き残ったA・B夫婦の長女(C・D姉弟の姉)が暮らしていたが[35]、事件から50年が経過