依然揺籃期にあった美術史学を、国際的な関心の対象となる学問領域として確立した。 著書を通じ、後進の美術研究者に中世フランス美術の図像学的説明を専攻する契機を与えた。 バロック期ヨーロッパの図像学マニュアルであるチェーザレ・リーパ著『イコノロギア』(1593年)を1920年代後半に「再発見」した[1]。 L'Art religieux du XIIIe siècle en France, thèse pour le doctorat ès-lettres, 1899 『ゴシックの図像学』上・下、田中仁彦・池田健二・磯見辰典・細田直孝訳、国書刊行会(中世の図像体系)、1998年 - 原著 第8版(1948年刊)の訳 Quomodo Sibyllas recentiores artifices representaverint, thèse complémentaire pour le doct