結婚式や披露宴を挙げない「ナシ婚」の増加に、ブライダル業界が頭を痛めている。娘3人いれば家が傾くと、「派手婚」で知られる名古屋も例外ではない。式を挙げるカップルも格安の式場を選んだり、招待客を絞ったり。「名古屋婚」が様変わりしつつある。 ■式・披露宴なし 増加 東京、大阪、名古屋のブライダル関連3社と「次世代ブライダル協議会」を設立する――。結婚式の情報サイト運営会社「みんなのウェディング」(東京都中央区)は1月31日、都内で記者会見を開き、発表した。業界初の試みとして、親族の未成年の招待客の食事代を3月末まで無料にするキャンペーンを始める。 狙いは、「ナシ婚」の増加に歯止めをかけることだ。厚生労働省によると、年間の婚姻件数は約67万件。「みんなのウェディング」は、このうち結婚式や披露宴を挙げるのは半数程度にとどまるとみている。 同社が昨年2月、婚姻届だけで結婚を済ませた20~30代の女性
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