園庭を取り囲むように民家が隣接する世田谷区の東北沢ききょう保育園。毎朝9時から、0歳から5歳までの約90人が屋外で遊ぶが、開園以来大きな苦情は出ていないという(撮影/写真部・久保木園子) 今、幼稚園の園庭などで遊ぶ「子どもたちの声」に、クレームが寄せられるケースが増えている。こうした現状をうけてか、8月25日、東京都世田谷区の保坂展人区長が自身のツイッターで「役所に寄せられるクレームの中で、『保育園で子どもたちの声がうるさい』というものがある」「防音壁を作ったり、子どもを園庭に出さないということも起きている」と発信。たちまち賛否両論の反応が相次いだ。 保坂区長はツイートの真意について、次のように話す。 * * * 周辺住民からの苦情で、保育園の外遊びの時間が制限されている。この現状には、「子は宝」という少子化時代の建前に隠された、子どもは「迷惑物」という社会の本音が見えます。このままで
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