東京都心・大手町のオフィス街に、天然温泉を備えたホテルを建てる計画を三菱地所が進めている。ビルの地下を掘って温泉をくみ上げるほか、全客室を和風にして海外からの出張客らを引きつけるねらいだ。2016年春の完成をめざしている。 1.12ヘクタールの敷地に2棟のビルを建て、うち1棟をオフィスビル、1棟をホテルにする計画だ。客室数は約90室の予定で、事業費は1千億円以上の見通し。 オフィスビルが林立する大手町地区で温泉を掘るのは初めてで、地下1500メートル以上からくみ上げる予定だ。13年度にも東京都に温泉掘削の許可を申請。地盤沈下など周辺の環境に悪影響がないかどうかを調べ、問題がなければ、同年度中にも工事を始める。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料登録で気軽にお試し! サービスのご紹介は こちら