広島 ６７年目の「原爆の日」 NHKニュース広島は６日、原爆投下から６７年となる「原爆の日」を迎えました。平和記念式典が行われる広島市の平和公園には、夜明け前から原爆で亡くなった人の遺族などが訪れて、犠牲者に追悼の祈りをささげています。 広島市の平和公園には、夜明け前から原爆で亡くなった人の遺族などが訪れ、原爆慰霊碑の前などで祈りをささげています。 原爆で弟を亡くしたという８６歳の被爆者の女性は「今でも、『助けて』という多くの叫び声を聞きながら助けることができず、逃げるのが精いっぱいだったあの日のことを思い出します。あの恐ろしさは決して忘れてはいけないと思います」と話していました。 また、原爆でいとこ２人を亡くしたという広島市の７１歳の男性は「原爆の犠牲者の方々が安らかに眠ってほしいという思いで祈りました。戦争は嫌です。戦争のない世の中になってほしいと思います」と話していました。 平和記念式典は、野田総理大臣も参列して午前８時から行
