ムハマド・ユヌス(ベンガル語: মুহাম্মদ ইউনুস Muhammad Yunus、1940年6月28日 - )は、バングラデシュの経済学者、実業家。同国にあるグラミン銀行の創設者、またそこを起源とするマイクロクレジットの創始者として知られる。2006年にはノーベル平和賞受賞。学位は経済学博士(ヴァンダービルト大学)。また、国連のSDG Advocates の一人である[1]。 2024年8月6日、反政府デモ(2024年バングラデシュクオータ制度改革運動)の激化を受けて首相を辞任したシェイク・ハシナに代わり、バングラデシュ暫定政府の首席顧問に指名された[2]。8月8日に首席顧問への就任宣誓を行った[3]。 ボーイスカウト姿のユヌス(1953年撮影) 2019年撮影 2010年、菅直人首相(当時・左)と握手する 英国統治下にあったバングラデシュの南部チッタゴンの宝石店の二男として生ま