森本敏防衛相は9日、米軍の新型輸送機オスプレイが米国の市街地に緊急着陸したことについて「必要があれば(日米両政府の合同)委員会の場に出していくということだろうと思うが、原因がわからないのでこちらから取り上げたり、米側から議題にしたりするということは考えにくい」との考えを示した。 関連記事オスプレイ配備反対 沖縄県民大会に10万人(9/9)「オスプレイ、国内で懸念」首相、米国務長官に伝達(9/9)オスプレイ、米市街地に緊急着陸 機体から発煙の情報も(9/8)
森本敏防衛相は9日、米軍の新型輸送機オスプレイが米国の市街地に緊急着陸したことについて「必要があれば(日米両政府の合同)委員会の場に出していくということだろうと思うが、原因がわからないのでこちらから取り上げたり、米側から議題にしたりするということは考えにくい」との考えを示した。 関連記事オスプレイ配備反対 沖縄県民大会に10万人(9/9)「オスプレイ、国内で懸念」首相、米国務長官に伝達(9/9)オスプレイ、米市街地に緊急着陸 機体から発煙の情報も(9/8)
参院予算委員会で民主党の石井一氏の質問に答える森本敏防衛相=27日午前、国会・参院第1委員会室(酒巻俊介撮影) 森本敏防衛相は29、30の両日、米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの配備先となっている沖縄県と、一時駐機中の山口県を訪問する。4月にモロッコで起きたMV22オスプレイの墜落事故について、防衛省は米側の事故調査結果を独自に分析し、事故は副操縦士の人的ミスが原因で機体に問題はないとする報告書をまとめており、地元自治体にその内容を説明する。 森本氏は26日、野田佳彦首相と官邸で会談し、専門家による防衛省の分析評価チームがまとめた報告を説明した。米側の事故調査結果に沿った内容で、森本氏は地元自治体にオスプレイの試験飛行や本格運用に理解を求める考えだ。 6月に米フロリダ州で起きた墜落事故については、今月末に米側から日本に伝達される見通し。防衛省は改めて確認作業を進め、9月上旬にも
米軍厚木基地周辺で日本人女性が米軍兵士にレイプされるという事件が発生したが、日本政府はオスプレイ配備への悪影響を恐れ、米兵への逮捕状請求を意図的に遅らせていることが週刊文春の取材で明らかになった。 レイプ事件が起きたのは7月21日(土曜)の未明ことである。神奈川県内のショットバーで厚木航空基地所属の2等兵曹A(23)が泥酔し、居合わせた米軍将校に暴言を吐いたことでトラブルが発生した。将校はAを店の外に連れ出し、「これ以上飲むな」と厳しく叱責。Aは常連客で家も近いため、店にいた寺坂恭子さん(仮名・30代前半)がAの自宅まで送り届けることになった。以下は寺坂さんの証言である。 「Aの自宅まで送って行く途中、人気のないマンションとマンションの間の通路に差しかかったところで、いきなり拳で私のお腹を殴りました。『痛い、やめてよ』と抵抗しても『俺はやりたいんだ。黙ってやらせろ。従わなければ殺す』と、私
社説 森本防衛相搭乗 茶番劇はたくさんだ2012年8月6日 Tweet これほどうんざりする光景も珍しい。森本敏防衛相は、米ワシントン郊外で米海兵隊が普天間飛行場に配備予定の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイに試験搭乗し、「大変快適だ」とのたまった。 今回、危険性の指摘が森本氏にできると予想していたのは、1億人余の国民に1人もいるまい。茶番劇はたくさんだ。防衛官僚と米国の振り付け通りのお芝居に、国民が付き合わされるいわれはない。訪米に要した税金を返してもらいたい。 オスプレイはオートローテーション(自動回転)機能の欠如がかねて指摘されている。エンジンが停止した際、機体降下で生じる空気抵抗で回転翼を回して安全に着陸する機能のことだ。 オスプレイは固定翼のときに地面にぶつからないようにするため、プロペラの直径を長くできないから、安全に着陸するのに必要な空気抵抗が得られないのだ。しかも機
結論ありきの「安全」演出=オスプレイ配備へ日米合作−地元説得に高い壁 結論ありきの「安全」演出=オスプレイ配備へ日米合作−地元説得に高い壁 【ワシントン時事】3日(日本時間4日)の日米防衛相会談とその後に行われた森本敏防衛相の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ試乗は、両政府が協力して同機の安全性をアピールする場となった。しかし、「配備ありき」の姿勢に沖縄など地元が態度を軟化させる可能性は低く、説得のハードルはなお高い。 ◇絶賛する防衛相 「飛行は大変快適」「横振れは全くない」「騒音がそれほど被害を受ける印象はない」。試乗後、ワシントン市内で記者団に感想を問われた森本氏は、オスプレイを絶賛するようにまくし立てた。 森本氏は航空自衛隊在籍当時、戦闘機部隊で整備員を務めていた「エキスパート」(防衛省筋)。自らその経歴に触れた同氏は「安定飛行できることは(地元に)説明できる」と胸を張った。
米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイに試乗した。機体の揺れや回転翼の音は、想像していたよりも小さい。最大の特徴であるヘリコプターモードと固定翼モードの転換も、いつ回転翼を動かしてモードを切り替えたのか気づかないほどスムーズだった。 3日夕(日本時間4日朝)、ワシントン郊外の国防総省。ヘリパッドにオスプレイが降りてきた。ずんぐりとした胴体と大きな主翼が際立っている。 機内に入ると天井や側壁にはむき出しのケーブルがはう。側壁に沿って跳ね上げ式の座席が左列に12席、右列には13席並ぶ。 「死傷者や民間人の退避も重要な任務だ」と隣に座った海兵隊員。担架は12床収容できるという。 座席に腰を下ろす。向かいの人の足との間にはサッカーボールが1つ入るぐらいの余裕はあるが、航空自衛隊のC1輸送機に比べればはるかにコンパクトだ。 「バシャ、バシャ」。回転翼が空気をたたくような音が少し大きくなったと気
【ワシントン=佐々木類】森本敏防衛相が米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの試乗を終えたことで、米政府は10月の米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)へのオスプレイ配備に日本側の理解が進むことに期待感を強めている。 「私は何度もオスプレイに乗った。(戦地の)アフガニスタンと同様、ワシントン市内からニューヨーク市など(大都市)の上空も飛んだことがある」 パネッタ米国防長官は3日午後、森本敏防衛相との共同会見でこう述べ、オスプレイの安全性を強調。同時に、「日本政府からオスプレイの安全性への懸念が示された際、われわれはすぐに協力的、建設的な態度で対応した」とし、日本政府が安全を確認するまで飛行を自粛する配慮を示していることに理解を求めた。 リッパード国防次官補は森本防衛相の試乗が決まった先月下旬、日本側当局者に「オスプレイの高い飛行能力をお見せする」と自信満々に表明している。それだけに、森本
沖縄県の仲井真知事は、森本防衛大臣がアメリカ軍の新型輸送機オスプレイにみずから搭乗しようとしていることについて、安全性に対する懸念の払拭(ふっしょく)にはつながらないと批判しました。 森本防衛大臣は3日からアメリカを訪れ、「オスプレイ」の安全性に対する懸念を払拭したいとして、墜落事故原因の調査結果などを速やかにまとめるよう求めるほか、みずからオスプレイに搭乗することになっています。 これについて、沖縄県の仲井真知事は「森本大臣はテストパイロットでもないのに、搭乗することに何か意味があるのか」と述べました。 そのうえで、仲井真知事は「オスプレイへの搭乗が、沖縄で論点になっている安全性という点で意味があるか私には分からない」と述べ、オスプレイの安全性に対する懸念の払拭にはつながらないと批判しました。 また、仲井真知事は5日、沖縄県宜野湾市で開かれるオスプレイの配備に反対するための県民大会への出
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