トマ・ヤイ・ボニ(フランス語: Thomas Yayi Boni、1952年7月1日 - )は、ベナンの銀行家、政治家。同国大統領(第4代)、アフリカ連合総会議長(第10代)を務めた。ヤイが姓であり、日本の外務省はボニ・ヤイ(トーマ・ボニ・ヤイ[1]、トマ=ボニ・ヤイ[2])と表記している。 経歴[編集] 1952年7月、フランス領ダホメのチャウールー(現在のボルグー県)で生まれる。ボルグーから大きく南下したリトラル県コトヌーにある国立ベナン大学(英語版)に進学して経済学を学び、ダカールのシェイク・アンタ・ジョップ大学で経済学修士号を取得した。その後フランスに渡ってオルレアン大学に通い経済学・政治学博士号を取得し、銀行員として働く。1976年にはパリ・ドーフィネ大学(英語版)で経済学博士号を取得した。 ベナンに戻ったヤイは、1980年から1988年までベナン金融銀行(英語版)で副局長として