9月18日、フランスの週刊紙がイスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を掲載することが明らかになり、同国のエロー首相(写真)らが自制を求めた。15日代表撮影(2012年 ロイター) [パリ 18日 ロイター] フランスの週刊紙がイスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を掲載することが明らかになり、同国のエロー首相らが自制を求めた。米国で制作された映像作品がムハンマドを侮辱しているとして、イスラム諸国では反米デモが続いており、風刺画が掲載されれば欧米に対する反発の拡大が懸念される。 フランスのファビウス外相は風刺画掲載について、現在の状況下ではいかなる挑発行為も非難の対象にしかならないと述べた。エロー首相は声明で、過度な行為は認められないと強調し、責任を持った行動を呼びかけた。