8日開幕の第94回全国高校野球選手権大会(日本高野連など主催)に県代表として出場する仙台育英は6日、大阪府吹田市の日本生命グラウンドで約2時間、練習に汗を流した。 この日は、吹田市に隣接する同府豊中市の最高気温が36・9度になるなど、じりじりと焼けるような暑さ。そんな中、ナインは午前11時から約2時間、シートノックやバッティングに励んだ。 開幕日の第3試合で佐賀北(佐賀)と対戦することが決まった後、初めてとなるこの日の練習では、相手投手の右横手から繰り出す制球力のある投球を想定したバッティング練習が行われた。 上林誠知選手(2年)は「右横手の感覚をつかむことができた。自分たちは打って勝つチーム。初戦に向けて素振りなどで更に調子を上げたい」と意気込んだ。佐々木順一朗監督は「大会初日の試合にも気負うこともなく、空回りしている感じがないので心強い」と話した。【近藤綾加】