橋下市長「加害者ぶちのめす姿勢必要」 大阪市の橋下徹市長(43)は7日、大阪市役所で市の教育委員と、2011年3月に策定された教育振興基本計画の改訂について意見交換を行った。橋下市長はその中で、いじめ問題に触れ「卑怯なことは絶対やってはいけない。やった時はぶちのめす、というくらいの姿勢が必要だと思う」と、加害生徒に対する教師の“鉄拳制裁”を容認する考えを示した。 滋賀県大津市のいじめ事件を耳にした時には目に涙を浮かべた橋下市長は、あくまで個人の意見であると前置きした上で「多数で少数をいじめるなと。一線を越えたら(加害生徒を)厳しく対処する、それくらいの明確な方針を出してもらいたい」と教育委員に要望した。 「僕らの時だって(体罰は)全然あった。いま、先生がビビってしまうのは、体罰がなんとか(問題だ)って言われるから。先生が毅然(きぜん)とした態度で動ける環境を作らないと」と述べ、教師の立場を