4月2日、通称「ピンクスライム」と呼ばれる加工肉の安全性をめぐる懸念が消費者の間で高まる中、米食肉加工AFAフーズが米連邦破産法11条の適用を申請。写真は同加工肉を製造する米ビーフプロダクツ・インクの工場で3月撮影(2012年 ロイター) [2日 ロイター] 通称「ピンクスライム」と呼ばれるアンモニア水で防腐処理された加工肉の安全性をめぐる懸念が消費者の間で高まる中、米食肉加工AFAフーズは2日、米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請した。 AFAは米国で最大規模の食肉加工企業で、年間約22万6800トン以上のひき肉を生産。国内5州に工場を構え、従業員約850人を抱える。同社は裁判所に提出した申請書類の中で、製品に対する「昨今の市場の変化」やピンクスライム肉に関するメディアの報道について触れている。 ピンクスライム肉をめぐっては、同加工肉を製造する米ビーフプロダクツ・イン