「運転マナー」や「交通ルール」にも同じことが言える。SNSなどで揶揄される「名古屋走り」をはじめ、日本の地域間でも運転作法の差はしばしば取り沙汰されるが、国が変わればそれだけギャップも大きくなるはずだ。 自分たちが常識としている振る舞いが、「外側」から見てどう映るのか。外国人の目線から、TwitterやYouTubeで日本の道路事情や運転マナーについての動画を配信するロシア人、ローマンさんに日本の道路で驚いたことを聞いた。 ◆◆◆ 「30万? みんな驚きますね」 他国に移り住むにあたって、文化の違いが問題となる以前に、しばしばハードルとなるのが「法的な手続き」だ。ローマンさんが日本に来て最初に困ったポイントは、「運転免許の切り替え」だったという。 「免許センターに行くと、教習所に通わないまま試験を受けるのはやめてくださいと言われました。『テストはあるけど、あなたは何回も失敗するかもしれない