[シアトル 15日 ロイター] 米西部ワシントン州の検察当局は15日、拳銃とナイフを持って登校した10歳と11歳の男児を、殺人未遂などの容疑で逮捕したと発表した。2人は同じ小学校に通う女児の殺害を計画していたという。 当局によると、逮捕されたのはワシントン州コルビル(人口約4600人)の小学5年生の男児2人。11歳児がナイフを、10歳児が拳銃を持ってスクールバスに乗車したが、ナイフを見た4年生が教員助手に連絡。学校の職員が凶器を見つけ、2人の逮捕につながった。 裁判所に提出された文書によると、10歳の男児は「(女児が)生意気で、いつも自分と友人をからかっていた」ことから殺害を決意したと供述。この男児が他人を近づけないよう拳銃で脅す間、11歳の男児がナイフで女児を刺す計画だったという。