夏の家 MOMAT Pavilion designed and built by Studio Mumbai | HITSPAPER™ : REPORTPhoto: Masumi Kawamura 近ごろ話題になっているインドの建築プロジェクトが東京に来る、ということで初めて「スタジオ・ムンバイ」の資料を手にしてみたのだが、その新奇の団体について、なかなか具体的なイメージを抱くことができなかった。なにしろ彼らにはマニフェストもプランもなく、独特のプロセスで建築をかたちにしていくという。 とにかく、今の世の中には他に例のない建築事務所だ。 代表のビジョイ・ジェイン氏によれば、スタジオ・ムンバイとは研究・開発の場であり、そこには建築をつくりたいと集まって来た人たちが 学び、 働き、暮らしているという。 注目されているのは、彼らの「つくることと設計することが同時進行する」という制作プロセスである。建築家と職人たちは、スケッチ、図面、モックアップの制作や素材のスタディを繰り返し、その反復作業の中から建築をつくり上げていくというのだ。 Photo:
