(CNN) イタリア中部ラクイラで2009年4月に300人以上の死者を出した地震を予想できなかったとして、科学者ら7人が過失致死罪に問われていた裁判で、同市の裁判所は22日、被告全員に禁錮6年の刑を言い渡した。同国のANSA通信が伝えた。 刑を言い渡されたのは専門家による委員会のメンバーだった6人と防災当局職員1人。同委員会は地震発生の約1週間前、ラクイラで続く群発地震に住民から懸念の声が上がるなか、大規模な地震が起きる可能性は低いとの結論を出していた。 裁判で検察は、同委員会の「不正確、不完全で一貫性のない情報」が被害拡大につながったと主張した。 ANSA通信によると、被告の1人となった国立地球物理学火山学研究所の元所長は量刑言い渡しの後、「打ちのめされた気持ちだ。何の罪を問われているのか今も分からない」と話した。弁護側は上訴の構えを示している。
(CNN) イタリアの国営通信ANSAによると、同国北部のイモラ市で21日、サーカスで飼育していたキリンが脱走、数時間にわたって市内を逃げ回る騒ぎがあった。逃走に伴い複数の車両が損壊する被害が出た。 地元の警官やサーカスの団員らが最後にはキリンを食料品店の駐車場に追い詰め、鎮静剤を使って捕獲した。 同通信によると、キリンは飼育されていた「リナルド・オルフェイ・サーカス」に連れ戻された後、心臓麻痺(まひ)を起こして死んだという。 キリンは市内の路上を走り回るなどして通行人らをあ然とさせていた。携帯カメラで撮影する住民もいた。この逃走劇の影響で、市内の一部の路上では車両の通行が止まった。 脱走の経緯は伝えられていない。
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