モスクワ郊外の飛行場で、カザフスタン行きの軍用機に乗り込むロシアの兵士たち/Russian Defense Ministry Press Office/Anadolu Agency/Getty Images (CNN) 一連の高官級協議が米国、欧州の同盟国、ロシアの間で今週幕を閉じていくなか、ロシア政府による国境周辺での軍備増強は依然として西側の外交官にとって最大の関心事であり続けるだろう。彼らがそれぞれの勤務地に戻ってからも長くそうなるはずだ。 ざっと10万人のロシア軍がウクライナ近くに駐留している状況は、過去数年で最大となる安全保障上の危機を欧州とその同盟国にもたらしている。ここで言う同盟国には米国も含まれる。一方カザフスタンでは、ロシアのプーチン大統領が今月のトカエフ大統領の政権による野蛮な弾圧を好機ととらえ、抗議デモ参加者らに対し、革命が当該地域に拡大するのを決して許さない姿勢を再