(CNN) 米東海岸沖を北上していた大型ハリケーン「サンディ」は29日午後(日本時間30日午前)、温帯低気圧となり、ニュージャージー州南部付近に上陸した。東海岸一帯ではすでに冠水や停電の被害が出ている。 国立ハリケーンセンターによると、サンディは29日午後5時の時点で最大風速約42メートルだったが、同7時の発表では風速約38メートルとなり、「熱帯性低気圧の特徴を失った」という。 同州アトランティックシティでは最大90センチ以上の冠水や送電設備の被害が報告され、海岸の遊歩道の一部が損傷した。 ノースカロライナ州からメーン州にかけての広い地域で強風や豪雨となっている。29日午後までに、23の州で暴風警報や注意報が発令された。西側の寒冷前線とぶつかって鉄砲水や吹雪が恐れもある。 すでに10州と首都ワシントンの約150万世帯で停電し、公共交通機関の運行停止や学校、政府機関の閉鎖が相次いでいる。送電
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