緊急避妊薬(通称:アフターピル)を手に入れやすくしてほしい! そんな活動がさらに盛んになっている。産婦人科医の遠見才希子さんやNPO法人ピルコンの染矢明日香さん、#なんでないのプロジェクトの福田和子さんらが中心になって発足した「緊急避妊薬の薬局での入手を実現する市民プロジェクト」が集めた署名は、8月21日現在8万7000人以上。7月21日には6万7000人もの署名と要望書を厚労省に提出した。これを機に多くのテレビ番組でも特集され、なぜ日本ではごく普通の権利が許されていないのか議論を呼んでいる。緊急避妊薬が簡単に手に入ると安易な考えに流れるという主張がなぜまかり通るのか。 【マンガを読む】学校での性暴力の現実が…『言えないことをしたのは誰?』 海外に行くと、特に若い人には無料で配布する国もあり、日本との「差」に愕然とさせられる。藤木桜子さんもその一人だ。藤木さんが「差」を実感した体験を寄せて