秘密保護法(特定秘密の保護に関する法律)とは、漏えいすると国の安全保障に著しい支障を与えるとされる情報を「特定秘密」に指定し、それを取り扱う人を調査・管理し、それを外部に知らせたり、外部から知ろうとしたりする人などを処罰することによって、「特定秘密」を守ろうとするものです。 国会審議の過程で、国民による反対の声が次第に大きくなっていきました。しかし、国会では十分な審議時間が確保されず、法案の問題点に関する疑問が政府関係者の答弁でも解消されないまま、採決が強行されました。 2013年12月6日、第185回国会で成立し、同年12月13日に公布され、2014年12月10日に施行されました。 秘密保護法は、その正式な名称を「特定秘密の保護に関する法律」といい、全27条からなる法律です。 私たち日弁連の強い反対にもかかわらず、2013年12月6日に成立し、翌2014年12月10日から施行されています