Debian Almquist shell (dash)は、Debian版Almquist Shell(ash)の意で、軽量かつPOSIX互換を目指すUnixシェルである。基本的な特徴はashと共通であり、そちらの記事を参照のこと。この記事では主としてDebian版に固有な点や、Debianにおける用途について述べる。 1997年初頭にHerbert XuによってNetBSD版ashをベースにLinux版として書かれた。その後2002年に「dash」に改名された。 bashよりもシェルスクリプトの実行が高速であり、依存するライブラリが少ない。またアップグレードの問題やディスク破損に対する信頼性は高いと考えられている[2]。dashは以下の用途で使用されることを想定している: フロッピーディスクへのインストール用シェル スーパユーザー専用のシェル /bin/sh の代替 シェルスクリプトがP