[東京 13日 ロイター] スマートフォン(高機能携帯電話、スマホ)から無料で通話やメールができるアプリ「LINE(ライン)」が利用者数を急速に増やしており、注目を集めている。 運営するNHNジャパン(東京・品川)の森川亮社長はロイターの取材で、7月に発表したKDDI<9433.T>に続き、NTTドコモ<9437.T>やソフトバンク<9984.T>とも今後、提携する可能性があると語った。 無料で簡単に始められる手軽さや絵文字で感情を表現する「スタンプ」機能が人気を呼び、利用者は世界230以上の国・地域に及ぶ。毎月500万人以上のペースで増え続け、昨年6月のサービス開始から399日で5000万人を超えた。そのスピードは、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)最大手の米フェイスブック(1325日)や短文投稿サイトのツィッター(1096日)などを大幅に上回っているという。 4月下旬から