9人が死亡する事故の起きた中央自動車道の笹子トンネルで、同トンネルを管理する中日本高速道路が高速道路の照明を清掃し点検する業務を民営化後の保全費用抑制の一環で中止したことが30日、関係者の証言などでわかりました。関係者は「短い周期での点検で未然に防いできたトラブルが、5年に1度の『詳細点検』だけになって、異変に目が届きにくくなっている」と指摘しています。 (矢野昌弘) 関係者証言 高速道路の施設管理に詳しい関係者の証言によると、中日本がやめたのは「灯具清掃点検作業」とよばれるもの。 この作業には、電気工事の資格を持つ業者が従事。照明の取り付け状態や変形がないか、金具のゆるみがないかなどを点検し、照明の清掃も行っていました。 ランプ切れだけ 民営化前の清掃点検は、道路のポールタイプの照明については、路線ごとに1年または2年ごとの点検周期でした。 トンネル内の照明では、路線や交通量によって年1
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