地域 慰安婦問題解決訴え 祈念碑建立4周年の集い2012年9月10日 Tweet 祈念碑に献花する尹貞玉さん(左)と中原道子早稲田大名誉教授=2日、宮古島市上野野原 【宮古島】2008年9月に宮古島市上野野原に建てられた日本軍「慰安婦」祈念碑の建立4周年の集いが2日、同祈念碑前で開催された。地元住民のほか、韓国挺身隊問題対策協議会の元代表である尹貞玉さんや中原道子早稲田大名誉教授らが参加し「一刻も早い日本政府による謝罪や補償が必要だ」と問題解決を訴えた。 宮古島には、大戦中に3万人の日本軍が駐留していた。これまでに17カ所の慰安所が存在したことが証言や調査により判明しているという。 碑には、韓国や中国など旧日本軍によって被害を受けた女性たちの故郷11カ国と、ベトナム戦争時に韓国軍による被害を受けたベトナムの合計12カ国語で「全世界の戦時性暴力の被害者を悼み、二度と戦争のない平和な世界