Emacs Lisp 入門の第 8 回です。 設定に絞った Emacs Lisp の入門なので、制御構造は必要ないかと思い、前回で終了していました。 しかし、 OS など環境の違う場合に同じ設定ファイルを使おうとすると、条件分岐は必要になってきます。 そこで、今回、 elisp での条件分岐について追加しました。 条件分岐の式 条件分岐の式の基本は if です。 (if 条件式 真の式 偽の式1 偽の式2 :) 条件式は真ならば式の 2 番目の引数として渡した式が評価され、 偽ならば 3 番目以降が順に評価されます。 ただし、 if は偽の時は複数書けるのですが、真で評価する式には 1 つしか書けません。 こういった場合、 progn で複数書けます。 (if 条件式 (progn 式1 式2 :)) ただ、ちょっと書くのが面倒なので、真の時だけ渡した式を順に評価する when も用意され