バイオリン押収騒動続かず=独財務相が表明 バイオリン押収騒動続かず=独財務相が表明 ドイツのショイブレ財務相は11日、都内で会見し、フランクフルト国際空港で、バイオリニスト、堀米ゆず子さん使用の名器など、バイオリンが税関当局に相次ぎ押収された問題について、「高価な物を持ち込んだ場合には各国の税関に従って届け出をしなければならない」としながらも、「こうした混乱が今後も続くとは思わない」と述べ、日独間で起きたバイオリン押収騒動に終止符が打たれるとの認識を示した。(2012/10/11-20:24)
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関連トピックス欧州連合(EU) ドイツ国籍のバイオリニスト、有希・マヌエラ・ヤンケさん(26)が先月28日、日本からの帰路、独フランクフルト空港の税関で愛器を押収されたことが、日本音楽財団への連絡でわかった。ヤンケさんは2007年、チャイコフスキー国際コンクール3位入賞。ドイツ人の父親と日本人の母親の間に生まれ、現在はドレスデン州立歌劇場管弦楽団のコンサートミストレスを務めている。 押収されたのは1736年製のストラディバリウスで、日本財団の助成を受ける日本音楽財団から貸与されている。財団は現在計20器の弦楽器を保有しており、樫本大進さんや諏訪内晶子さんら、国際的に活躍する演奏家たちに無料で貸与してきた。財団によると、ヤンケさんは貸与証明書と楽器の写真、保険証書などを一式携帯していたが「欧州連合(EU)内で売る可能性がないとは言い切れない」との理由で押収されたという。 財団の塩見和子
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