【ソウル=豊浦潤一】韓国法務省関係者は29日、ソウル市内にある「独島(竹島の韓国名)研究所」と「韓国挺身隊問題対策協議会」の建物に「竹島は日本固有の領土」と書いたくいやビラを置いた日本人男性2人について入国禁止措置を取ったと明らかにした。 2人は30歳代と60歳代。22日、2か所にくいやビラを置いた後、同日中に出国した。警察は25日、監視カメラの映像などから身元を特定していた。法務省関係者によると2人は、出入国管理法で入国を禁止できる「韓国の利益や公共の安全を害する行動を行う恐れがあると認める相当の理由がある人物」にあたると判断された。