ベンチマーク測定ツール UnixBenchでWSL1とWSL2を比較測定する Windows Subsystem for Linux (WSL) とは、Linuxのバイナリ実行ファイルをWindows 10およびWindows Server上で実行できるようにしたものです。 従来のWSL1との違いは、本物のLinuxカーネルを使用し、Linuxカーネルを仮想マシン上で動作させていることとされています。メリットとしては、本物のLinuxカーネルを使用することで互換性が向上し、仮想マシンを使用することでディスクI/O性能が向上したとのことです。 本当でしょうか? そこで、本稿ではUbuntu20.04上で、UnixBenchを測定してみました。 UnixBenchのインストールと走らせ方はこちらを参照ください。 UnixBenchは、80年代に作られたUNIXベンチマークテストツールです。 複
