はじめに アプリケーションにログ、データを集めたりするのにしばしば利用される Fluentd というソフトウェアのクライアントをErlang/OTPで実装した話です。 本家のerlangのfluentdのクライアント の実装を眺めていて、 gen_eventで実装されていたため、過負荷や障害時などを考慮したい場合はひと工夫を入れる必要がありそうと思い、 今回本家と異なるビヘイビアで実装してみました。 何故gen_event使わなかったのか? 結論から言うと、別システムにデータを送信するようなケースでのgen_eventの利用は避けたかったからです。 何故避けたのかという説明をするために、簡単にgen_eventの話をします。 gen_eventは一つのイベントマネージャーと0個以上のイベントハンドラーで構成され、 マネージャーにメッセージを送信する(notify, sync_notify関
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