講読の時間に用意した私の試みの訳です。 序歌(l1-115) 1 ヘーリコン山に住むムーサイたちのことから歌い始めよう、 彼女たちは、ヘーリコンの高く、神聖な山に座を占め、 スミレの花のような泉のまわり、優しい足どりで、 また、いと強きクロノスの子の祭壇のまわりで、踊る。 5 彼女たちは、柔らかな肌を洗い清める、ペルメーソス川や 馬の泉や、神聖なオルメイオスで、 そうしてから、ヘーリコン山の頂上で踊りを舞う、 美しく情熱にみちた踊りを、足をすばやく動かして。 彼女たちはここから出発し、深い霧につつまれて、 10とても美しい声を上げながら夜道を行った、 彼女たちが褒めたたえるのは、アイギスを持つゼウス、恐れ多いヘーレー アルゴスの女神、黄金の靴をはいてらっしゃる方、 アイギスを持つゼウスの娘きらめく眼のアテーネー、 ポイボス・アポローン、射手アルテミス、 15大地を運び、大地を揺るがすポ