大阪府羽曳野市長選が1日、投開票され、民主、自民が推薦する無所属現職・北川嗣雄氏(69)が、地域政党・大阪維新の会羽曳野支部推薦の元市生活環境部長・麻野佳秀氏(62)ら無所属新人2人を破り、3選を果たした。 維新は首長選で公認・推薦する候補が2010年の結党以来、初めて敗れた。 麻野氏は「橋下改革を羽曳野に」を合言葉に職員基本条例や教育基本条例の制定を公約に掲げたが、知名度の低さが響いた。 地元府議らによる支部推薦で、橋下市長は選挙応援に入っていないが、維新幹部は「大阪市政改革で厳しい姿勢を示す橋下市長をよく思わない空気が伝わった可能性はある」としている。