スポーツの現場では、日々新しい情報が流れ、様々な理論が溢れています。 この間まで正しいとされていたことがひっくり返されたりと、絶対に正しいというものがない世界でアスリート達は日々選択を迫られています。 自分の身体はどんな状態で、どういうトレーニングをして、どんなものを食べたらいいのか。 何かを行った結果、自分の身体はどう変化したのか。実際に試してみて、自分の身体でいいか悪いかを判断し、自分で選んでいく作業をアスリートは行います。そうした実践を繰り返すことで、アスリート達の身体には実践知と言われるものが蓄積されていきます。 社会に目を向けてみると、身体に気を使い、日々を好調に過ごしたいと思っている人が増えてきました。 ランニングをする人が増え、健康志向の方が増えているように感じます。 ところが、そういった気持ちがどこかにあっても、一体どんな運動をしたらいいのか、どういった食事をとったらいいの