アメリカ・ワシントンを訪れている沖縄県の仲井真知事は、基地問題などをテーマにした県主催のシンポジウムに出席し、「普天間基地は、日本本土の飛行場に移すほうが問題の解決が早い」と述べ、普天間基地の県外移設を求める沖縄県の立場を説明しました。 シンポジウムは、沖縄周辺の安全保障や普天間基地の移設問題などをテーマに沖縄県がワシントンで初めて開きました。 仲井真知事がパネリストとして出席したほか、アメリカの研究機関や軍の関係者など、およそ100人が参加しました。 このなかで仲井真知事は、「普天間基地の県内移設には地元の反対が強く、実現には時間がかかりすぎる」と述べたうえで「移転先を変更して、飛行場がたくさんある日本本土に基地を移すほうが問題の解決が早い」と述べ、普天間基地の県外移設を求める沖縄県の立場を説明しました。 これについてアメリカ側の有識者からは、「現在の移設先の候補である名護市辺野古は、政