さてと、だ。 16日も続いた反日騒ぎについて、以下とりあえず、 前回のエントリーの「政治闘争・大衆動員説」に従って、記述を進めていきたい。 反日デモが、共産党中央高層の権力闘争や政治力アピールのパフォーマンスだとすれば、 その黒幕は誰なんだろうか? 誰もが気になるところではある。 既に国外の諸メディアや日本人ウォッチャーから、いろいろな情報や予測が出ている。 それらをまとめてみると、今回の反日デモについて、 比較的有力と目される黒幕は以下の3勢力のようだ。 1,次の中国の支配者である習近平 2.現在、中国の支配者である胡錦濤 3.支配者になりたかった薄煕来のシンパ(?) 以下、それぞれの説のソースと、 その根拠と問題点について考えてみることにしよう。 <1,習近平黒幕説> ――――――――――――――――――― 在米華人のネットメディア『博訊』の9月14日付