地域政党・大阪維新の会(代表・橋下徹大阪市長)は4日、「維新政治塾」塾生約900人の名簿の一部が外部に流出していたとして塾生に謝罪した。 流出ルートを調べるとともに、警察に被害届を出すことも検討する。橋下氏は読売新聞の取材に、「企業なら倒産しかねない大問題で、塾生に申し訳ない。しかるべき措置をとる」と述べた。 維新幹部によると、7月末に週刊誌記者からファクスで塾生約30人分の氏名、住所、性別、職業が記された名簿が届き、流出が発覚した。週刊誌側は「塾生全員分を持っている」と説明。実際に塾生の自宅などに取材があったという。