天皇、皇后両陛下が10月13日に、東日本大震災の被災地の福島県川内村を日帰りで訪問し、東京電力福島第1原発事故の除染作業を視察される方向で宮内庁が調整を進めていることが20日、分かった。 両陛下は震災から間もない昨年5月11日に福島県に入り、福島市と相馬市を視察された。今回の福島県訪問はそれ以来で、除染作業をご覧になるのは初めて。 両陛下は東日本大震災が発生した昨年3月から7週連続で被災地や避難所をご訪問。今年7月19日には、東日本大震災翌日に震度6強の地震に見舞われた長野県栄村を訪れ、被災者を励まされている。