8月6日、米ニューヨーク州の銀行当局は、英スタンダード・チャータード(スタンチャート)の銀行部門がイランと画策して2500億ドル規模の取引を隠し、米国の反マネーロンダリング(資金洗浄)法に違反したとして、同州での営業免許を失う可能性があると明らかにした。写真は香港の同行で1日撮影(2012年 ロイター/Bobby Yip) [6日 ロイター] 米ニューヨーク州の銀行当局は6日、英スタンダード・チャータード(スタンチャート)の銀行部門がイランと画策して2500億ドル規模の取引を隠し、米国のマネーロンダリング(資金洗浄)防止法に違反したとして、同州での営業免許を失う可能性があると明らかにした。 ニューヨーク州の金融サービス監督責任者ベンジャミン・ロースキー氏は、スタンダード・チャータード・バンクがイラン政府との画策で、2001年から10年間にわたり約6万件の取引を隠したと指摘。これにより同行は