(CNN) 西アフリカのマリ北部を支配するイスラム過激派が、未婚の母のリストを作成しており、彼女らに石打ち、手足の切断、処刑などの残忍な罰が科される懸念が高まっていることが明らかになった。 最近マリを訪れた国連のシモノビッチ事務次長補(人権担当)は、イスラム過激派が未婚の母や妊婦のリストを作成しているとの複数の報告を受けたとし、「これらの女性に残忍かつ非人道的な罰を科される危険がある」と述べた。 マリ北部の大部分を支配するイスラム過激派は、より厳格なイスラム法(シャリア)の適用を公約しており、地元過激派によると同法は婚外の男女関係を禁じているという。 そんな中、国連安保理は12日、これらの虐待行為や、過激派組織イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ(AQIM)などのテロ組織の活動を非難し、マリへの国際部隊派遣の準備に向けた決議案を全会一致で可決した。前日の11日、マリの首都バマコでは同国北部に