ついついWindows上で一般的なファイル保存のショートカット(「Ctrl」+「S」キー)に手が伸びてしまい、キー入力がまったく受け付けられなくなってしまった。これは、Linuxのコンソール上で「Ctrl」+「S」キーを押すとターミナルへの出力がロックされるためだ。 この場合には、焦らずに「Ctrl」+「Q」キーを押せば解除される。混乱を避けるためにこの機能そのものを無効にさせたい場合、次のように指定しよう。 まず現在の状況をモニタしてみる。コマンドラインから「stty -a」と入力すると「stop」機能が「Ctrl」+「S」に割り当てられていることが分かる。 これを無効にすることは簡単であり、コマンドラインから「stty stop undef」と入力すればよい。 # stty -a speed 38400 baud; rows 65; columns 100; line = 0; int