【ボカラトン=白川義和】オバマ米大統領と共和党のミット・ロムニー候補による22日のテレビ討論会でオバマ氏は、米国は「太平洋国家」だと表明し、アジア・太平洋地域を重視する姿勢を改めて打ち出した。 両氏は、中国に国際的な貿易ルールを守るよう圧力を加える姿勢を強調しつつ、中国は国際社会で「パートナーになり得る」と述べ、対中関係の深化を模索する立場を示した。両氏が「東アジアの重要な同盟国」と位置づける日本についての言及はなかった。
【タンパ(米フロリダ州)=中島健太郎】米大統領選の共和党候補ミット・ロムニー氏の外交政策顧問を務めるミッチェル・リース氏(元国務省政策企画局長)が8月30日、共和党大会が開かれたタンパで読売新聞のインタビューに応じた。 リース氏は「特に中国による領有権の主張や一方的な行動があった時に、日本が国益を守るために米国を頼りにできるような関係が必要だ」として、軍事力を強化する中国をけん制するために日米同盟の強化が必要だと強調した。また、「北朝鮮は日米共通の脅威であり、ロムニー氏は良好な日米関係をさらに深化させる」とも述べ、ロムニー氏が政権を獲得した際には日米関係を重視するとの見方を明らかにした。 ロムニー氏が8月に資金集めの集会で、経済低迷が続く日本は没落する国だという趣旨の発言をしたことに関しては、「日本の大きな潜在力が、かつてのように十分に発揮されていないという意味だ」として、同氏に日本を中傷
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